超巨大5.7Lなのに激安!コストコ電気圧力鍋「instantpot duo gourmet」レビュー【沼10合炊き代用】

ライフハック

せろりんです。

なにかと便利な電気圧力鍋ではありますが、売れ筋の商品はどれも容量がショボいです。

特に5Lを超える商品はあんまり無く、あったとしても高いです。

ところがどっこい、コストコの「Instantpot duo gourmet」なら5.7Lで9980円と激安です。買ってしばらく使ったのでレビューします。

ガチでデカいぞ!

このようにコストコのイカつい棚に大量に並べてあります。電気圧力鍋が1万で買えるという時点でけっこう安いのに、5.7Lという大容量なのがこの機種の魅力です。

ただし、コストコで買おうとすると5000円くらいするコストコの年会費を払わないといけないわけです。一応、年会費は1年以内に解約すると全額戻ってきます。なので、コレを買ったらすぐ解約するという合法的な公式裏技もあります。とはいえそういうごちゃごちゃしたのはなかなかめんどくさいです。そういう人はAmazonで買うのもありです。13000円くらいで売っています。

買いました。

でけー。5.7L入ります。一人暮らしだったらこのサイズで困ることはないでしょう。普通に使えば8人分くらいのメシを作れます。

テフロンコーティングされてないぞ!

見ての通り、内釜がテフロンコーティングされていない点には注意が必要です。正直不便です。汁物だったらまあなんとかなるんですが、炊飯とかしたい人にはこびりつきがキツいでしょう。

一応、この機種専用のテフロンコートの釜が売っています。6000円くらいです。おれはまだ買ってないですけど、長い目で見たら絶対買った方がいいと思います。これを買う前提で考えたら言うほど安くない気もしてきます。

テフロン釜を買うことが決定してる人にとっては、こっちのほうがいいかもしれないです。アイリスオーヤマのPC-EMA6です。6Lで14300円くらいですね。

とはいえInstant pot特有の良さもあります。たとえばアクセサリの豊富さです。おれが気になってるのはこの鍋蓋です。電気圧力鍋といえば、蓋にパッキンが付いていて洗うのがめんどくさいことで有名ですが、圧力調理をしないのであればInstant potはこういうガラス蓋が使えます。おれもまだ使ったことはないですが、なかなか便利そうだなと思っています。

沼を作るぞ!

さておれがデカい圧力鍋を欲したのは、沼を作りたいからです。

【500万回再生!】究極の減量食「沼」を大公開!

沼といえばインターネットで有名な減量食です。オクラとシイタケと鶏肉の入ったカレー粥ですね。満腹感があって栄養も豊富で、しかも1日これだけ食べてれば良いという優れものです。カレー味なのでなかなか美味しくて、飽きてくるとキツいものの最初のうちは超美味しく食べられます。減量モクではなく食べたくて作ることも多いです。

この動画は全ての沼の始まり的な聖書みたいな動画です。で、この動画では沼には10合炊きを必ず使えと言っています。水を大量に入れて食べごたえを出すためにデカい炊飯器が必要なわけですね。

一人暮らしで10合炊きなんて持ってるわけないので新しく買わないといけないんですが、どうせ買うなら炊飯器より汎用的に使える電気圧力鍋のほうが捗るよな、と思って、おれは電気圧力鍋を買いました。

生米を洗わないで入れて、おもむろに鶏肉を適量入れ、ヘタをとってないオクラをおもむろに入れ、シイタケとわかめをおもむろに入れて、あとは大量の水を入れて適当に10分くらい圧力調理して、火が通ったら数時間保温すれば完成です。

電気圧力鍋の場合、鍋にカレーの匂いがつくので、カレー粉は食べる直前に茶碗に入れます。

こんな感じになります。ゲンゴロウも大喜びです。

炊飯器って炊飯にしか使えなくてマジで意味分からない家電なわけですが、Instantpotなら米を炊く以外のこともできます。沼のためだけに10合炊きを買う必要が無いのがこの商品のすばらしい点だとおれは思っています。

大量にいろいろ作れるぞ!

ぶり大根を作ります。いくらでも具材が入るのがこの商品のいいところです。

おれは少し前まで3Lの電気圧力鍋を使っていたんですけど、容積が小さいとちょっと調子に乗って作りすぎると吹きこぼれまくってしまうので難儀していました。ところがコイツならダイコン1本くらいなら捌けます。

いい感じに染みています。でもこれは圧力鍋でやったせいでブリをオーバーキルしてしまってる感じがあります。ブリはダイコンが煮えた後に入れましょう。

あと骨の付いた豚肉を雑に煮たりしています。

冬瓜とニンジンとエリンギとベーコン、そしてコンソメとクレイジーソルトとコショウでスープを作ります。

うめー。でも根菜と加工肉でスープをつくると、後半のほうにめちゃくちゃ飽きてきて悲しい気持ちになるのであんまり大量にはつくらないほうがいいです。保存食しか食えなかった昔の冬の侘しい食事か?って気持ちになってきます。

こんどは低温調理をします。肉のハナマサで買った牛もも肉をジップロに詰め、おもむろにめんつゆ、ニンニク、コショウ、砂糖を入れて57℃で14時間加熱します。

するとめちゃくちゃやわらかい低温調理ローストビーフができます。

電気圧力鍋は低温調理もできるのが基本ですけど、容積が小さいと水が温まりやすく冷めやすいので厳密な温度管理が難しい気がします。一方でこの商品は水が大量に入るので、適当な温度管理ができるんじゃないかと睨んでいます。根拠はないです。

保温が10時間までだぞ!

残念なのは保温が10時間までなところです。だいたいの会社は最低でも8~9時間くらい拘束してくるわけですから、通勤時間も考えると家を開けている間ずっと保温しておくことができません。

低温調理モードにして温度を70℃とかにすれば99時間50分まで加熱できるという裏技もあるにはありますが、めんどくさいです。

電気圧力鍋って最長の保温時間が短すぎて昼間ずっと加熱しておくことができない機種が多いですけど、なんなんだよと思います。

なかなかいいぞ!

そういうわけで、内鍋がテフロン加工じゃない点以外は日本製となんの遜色もなく使える製品です。

おれも以前はアイリスオーヤマの3Lくらいのを使ってましたが、買い替えてよかったと思っています。

おれは一人暮らしなのでそんなにデカいのはいらないような気もしたんですが、いざ買ってみるとデカければデカいほど良いことに気づきました。

デカい電気圧力鍋がほしい人は買ってみるといいんじゃないでしょうか。

せろりんでした。

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