SOUNDPEATS Air4 Proレビュー ノイキャンは効く 音質はそこそこ

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せろりんです。

中華イヤホン界の大御所・SOUNDPEATSから7000円くらいのアクティブノイズキャンセリング対応イヤホン「SOUNDPEATS Air4 Pro」をもらったのでレビューを書きます。

※この記事は提供記事です

けっこうちゃんとしてるぞ!

箱も本体もわりとしっかりしています。バリや汚れは特に無いです。SOUNDPEATSって中華イヤホン界ではわりとブイブイいわせている有名老舗メーカーなんだと思っています。使ったことの無いメーカーなのでどんなもんかなーと楽しみにしていたわけですが、さすがに中華イヤホンの大御所だけあってビルドクオリティは高めです。

付属品は本体のほかに説明書だけで、ケーブルやイヤーピースは付きません。

ケースについては銅色のワンポイントがなかなかカッコいいです。材質はザラザラしたプラスチックなので好みは分かれるんじゃないかと思います。ぶっちゃけおれはチープに感じてしまいますけど、ツルテカで滑りやすいよりは全然いいと思います。ケースの見た目なんてなんでもいいですよね?小さくて軽くて機能的なケースで、けっこう気に入っています。

なかなかちゃんとした見た目です。イヤーピースからのぞくノズルが銅色になっているのも、見えないところにこだわる江戸っ子魂を感じていいと思います。

とはいえ本体の銅色のワンポイントはわりと目立ちます。おれはそんなに好きじゃないデザインです。白色のカラバリを選ぶと、このワンポイントがシルバーになってくれるので、カッチョイイデザインよりは無難なほうが嬉しい人は白を選んだほうがいいかもしれないです。

お値段は定価8480円です。さらに、商品ページのクーポンに併用して、このクーポンコードを注文画面で適用すると7056円になります。2023年の11/10の23時59分までらしいです。

クーポンコード: A4PBWYALLB6

2023年11/10まで

まあ、この機会を逃してもわりと頻繁にセールをやっているみたいなので実売7000円ちょっとだと考えておくといいんじゃないかと思います。

音質は良くないぞ!

音の傾向としてはいわゆる典型的なドンシャリってやつです。低音がドカドカ鳴っていて高音もボチボチ鳴っています。

ただ、低音のドカドカ感と中音のスカスカ感が釣り合っていなくて、いい音だとはお世辞にも言えないです。有線イヤホンだったらこの音が許されるのは3~4000円まででしょう。

とはいえ、聞くに堪えない音かというとそこまでも無く、値段と機能を考えるとこんなもんかなとも思います。音楽を楽しむことも可能な水準の音には仕上がっています。

悪く言えば荒っぽい音質ではありますが、よく言えば元気な音だとも言えるわけです。

たとえばおれが持ってるraduisのHP-T50BTっていう数年前の5000円くらいのTWSイヤホンと比べても音質はやや劣る印象です。

ほかにもビックカメラに行ってライバルと思われる価格帯のイヤホンをいろいろ試聴してみたんですけど、世間の5000円~1万円くらいのTWSイヤホンと比較しても音がいい印象は特に無いです。そいつらはANCがついていないのでフェアな比較ではないのは重々承知していますけど、それにしても、音質にこだわりたいなら同じ値段でも別の選択肢があると思います。

売り文句としては、クアルコムのBluetoothチップ「QCC3071」を搭載していて、Snapdragon Soundに対応していて、通信状況に応じてビットレートを調整しつつ最高で96kHz/24bitに対応する「aptX Adaptive」に対応している、とのことです。

とはいえコーデックを気にするような人はこの価格帯のイヤホンを使わないでしょうし、気にしてもあんまり意味はないくらいの音質だとも思います。

なによりaptX Adaptiveに対応しているスマホはかなり少ないです。何を隠そうおれが使ってるPixel7aも対応してないです。

ノイズキャンセリングはそこそこ効くぞ

ノイキャンはぼちぼち効きます。数万するような激強ハイエンドANCイヤホン並の無音感は無いですけど、とはいえ、それなりにしっかり雑音をカットしてくれる印象はあります。ノイキャンONにして、あとは音楽かホワイトノイズでも流しておけば喫茶店で勉強してもそれなりに集中できそうです。

おれは普段、サムスンのGalaxy Buds Proとかいう2年前の1.5万くらいのANCイヤホンを使ってるわけですが、ANCの性能だけで言えば割りといい勝負をしています。Galaxy Buds Proがザコなだけのような気もしますけど、それにしても7000円のイヤホンにしてはなかなか遮音してくれて、やるやんって思いました。

外音取り込みはやや不自然な音で、あんまりクオリティは高くないですが、「袋いりますか」「あっハイ」くらいの会話は問題なくできます。

ただしこのイヤホンは、ANCモードと外音取り込みモードの切替が非常にかったるいという割りと深刻な欠点を抱えています。イヤホンのタッチセンサーを長押しするたびに、ANCモード→ノーマルモード→外音取り込みモード、と切り替えられるわけですが、”ノーマルモード”がどう考えても必要無いのにいちいち挟まってくるのがウザくて切り替え機能を使う気にならないのです。せめてアプリでノーマルモードを消せるようになっているとよかったです。

その他いろいろ

接続の安定性がイマイチだぞ!

おれの個体だけかもしれないですけど、接続の安定性があんまり良くないです。3メートル先のトイレに行くと再生が止まったり、普通に歩いているだけで謎に再生が止まったりします。そこまで頻繁というわけでもないですし、そこまで致命的に気になるわけでもないですが、安定してるとはお世辞にも言えないです。

装着感は割りといいぞ!

装着感は割りとバッチリです。ハイエンドのANC付きTWSってイヤホン本体がデカい上に重くて耳から落ちそうになりがちですが、この機種は本体が軽くて小さいので落ちそうなヒヤヒヤ感がほぼありません。この上ないくらい最高とまでは言いませんけど、かなりいい線行ってると思います。耳も痛くなりません。

IP4Xだぞ

防水等級はIP4Xです。この手の製品の防水等級ってどのくらい真に受けて良いのかよくわからないですが、カタログスペック的にはシャワーくらいなら耐えるとされているわけです。ありがたいですね~。

ハイエンドのANC付きTWSって重いのでランニングしながら使うと落ちそうで不安ですし、壊れるのが怖くて浴室で使うのも躊躇われます。一方でこの機種は小さくて軽くて7000円ですから、高いイヤホンを使ってる人がサブ機で買うのはわりとアリなんじゃないかと思います。

ノイキャンがほしくて音質にこだわらないならアリだぞ

そういう感じです。

7000円で買えるわりにはノイキャンがぼちぼち働いてくれるので、予算7000円くらいでノイキャンモクで買うならだいぶアリです。非ノイキャンイヤホンよりはしっかり遮音してくれて、しかもつけ心地もいいです。

音質モクで買うならやめときましょうって感じです。

クーポンを使うと安く買えるみたいなので1本いかがでしょうか。

クーポンコード: A4PBWYALLB6

2023年11/10まで

せろりんでした。

※この記事は提供記事です

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