せろりんでーす。ここ最近のスマートフォンは、レンズを3個とか4個とか搭載しています。そんなん何に使うんだよと思うところですが、その中の一つがマクロレンズだったりします。マクロレンズは小さいものを大きく撮るためのレンズです。
スマートフォンのマクロレンズは、意識して使おうとしないと一生一度も使わないまま別の機種に機種変してしまうという事態も普通に起こるくらい影の薄い存在です。
せっかくマクロレンズが付いているんだから使わないともったいないです。もったいないことをすると地獄に落ちるので、マクロレンズを使って撮影を行ってみました。
この記事ではXiaomiのRedmi Note 9Sという機種を使っています。2万5000円くらいで買える安いスマホです。カメラがんばってる感を出すためにAIクアッドカメラと銘打って4つのレンズを搭載している機種です。
クアッドカメラと言えばSamsungやHuaweiの10万円以上するようなスマートフォンの象徴です。クアッドと言っておけば「スゴ味」が出るので、10万円以上するスマホのような豪華なレンズ(たとえば望遠レンズ)は積めないけど、「クアッド」にするためにそれほど役に立たないマクロレンズをぶち込んでクアッドカメラに仕立て上げているわけです。
Redmi Note 9Sのマクロカメラは500万画素で、ピントが合う距離は2センチから10センチまでです。画素数からして明らかにやる気のないスペックですが、いまどきのマクロレンズ搭載スマホはどれもそんな感じのお遊びスペックです。でもお遊びには使えるので、どんどん使っていきましょう。
Redmi Note 9Sの普通のカメラで撮影した硬貨です。これでも昔のスマートフォンと比べるとかなり大きく撮れるようになったほうです。
マクロレンズを起動して限界まで寄ると、この通りです。表面の傷までわかりますね。
雨の日のあじさいです。雨の日のあじさいよりマクロ映えする被写体はありません。
画質は良くないですが写真全体はかなり綺麗ですね。
マクロレンズは寄って撮るためのレンズですが、10cmまでなら離れることができるので、さっきの写真よりは引いた画もとれます。
画質は正直よくないですが水滴がしっかり写っていて綺麗ですね。写真の作品として完成させるためには、もうちょっと光源に気を使うとか、レタッチ(画像編集)するとか、手の打ちようはありますが、これでも見応えのある写真ですね。
この機種は普通に撮るとなんとなく画面が暗め(露出アンダー)になりますが、撮れるには撮れています。普通のレンズだと撮れないおもしろい画です。
ただしピントを合わせるのが難しいです。スマートフォンだからしょうがないですね。
この花もマイクロSDくらいの大きさしかないとても小さい花ですが、綺麗に撮れています。
↓カタツムリの写真があります。↓
うちの近所は雨が降ると死んだナメクジが路上に大量発生することで有名ですが、ナメクジだけではなくカタツムリもいます。マクロ撮影してみました。
普通のレンズでは撮れないような写真がとれました。ほかにも昆虫を撮影してみてもいいかもしれないですね。
おれはこのサイトでガジェットレビューをするので、接写できるのは普通に便利です。
バファリンもこの通りです。
はい。
マクロ機能は人間が見ている風景とはぜんぜん違う写真を撮ることができる面白い機能なのでぜひ使ってみてください。
終わり。
せろりんでした。
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