2020年に買ってよかったトラックボール

トラックボール

せろりんです。2020年が過ぎ去ってしまったので2020年に買ってよかったトラックボールを紹介します。

Logicool ERGO M575

大人気機種M570の後継機として鳴り物入りで登場したERGO M575です。こいつはガチの神トラックボールです。おれも20機種くらいはトラックボールを触ってきたんですが、そういう人間であるおれが使っても驚くほどよく出来ています。長年愛されていたM570の形状を踏襲しつつも細かい点は改善されていて、アホみたいに使いやすくなりました。ボタンの押し心地も改善されていますし、なによりも握ったときのガッシリとした安心感が他の機種とは段違いです。

なんてったって分解すると筐体に補強が大量に仕組まれています。そりゃガッシリしているはずです。

支持球周りやボールの加工もメチャクチャ良く出来ています。M570で感じたチープ感や頼り無さを徹底的に潰してきている印象を受けました。これは当分はLogicoolの天下が続きそうだな、と思わされる一台でした。

ELECOM DEFT PRO

ELECOMの人差し指トラックボール、DEFT PROも買ってよかったです。ボールサイズも形状もかなり良く出来ていて気に入りました。ボタン数が8ボタン+チルトホイールで、トラックボールにしては多機能なのも素晴らしいです。

ところがホイールがダメという唯一にして最大の欠点があります。ホイールクリックしようとするとホイールが埋まるとか、ホイールのカリカリ感と実際のスクロールが一致しないとか、様々な症状が出ます。かなりイマイチです。ただ、DEFT PROを買った人の意見を聞くと、ホイールがダメだと言う人と、なんの問題も無いと言う人もいるので、ホイールに関しては初期不良かもしれません。かなり初期不良の個体が多いっぽいのでオススメはできませんが、正常品を当てるまでガチャを引き続ける覚悟で買えば良い機種かもしれません。不良品説については近いうちにもう1台買って試したいです。買ってよかったです。

【DEFT PROレビュー】最高のトラックボールに最悪のホイール
せろりんです。ELECOMのトラックボール DEFT PRO(DPT1MRXBK)を購入したのでレビューを書きます。結論だけ先に書くと、ホイール以外は完璧な最高のトラックボールだけど、ホイールの品質が不良品レベルです。

ELECOM HUGE

ELECOMのHUGEも買ってよかったな―と思います。トラックボールオタクせろりん、実はこのトラックボールを3年くらいメインで使っています。3年使っていたのが今年壊れたので再購入しました。

52mmの大玉トラックボールに8ボタン+チルトホイールを詰め込んだパワフルな一台です。文句なしの使いやすさで、しかも機能的にも十分です。一日中パソコンをいじっているおれがハードに使って3年持つ驚異の耐久性も魅力的です。普通は1,2年で壊れます。この多機能高性能トラックボールが4000円で手に入るコスパも素晴らしいです。買ってよかったです。

番外編:Quattro TKL

まったくトラックボールではないんですが、似たようなデバイスっちゃ似たようなデバイスなので紹介します。アーキサイトのQuattro TKL CherryMX静音赤軸モデルです。ポインティングスティックが付いているメカニカルキーボードですね。

おれはトラックボールも好きなんですがポインティングスティックも好きです。なので超期待して購入しました。

ただ、正直言うと最近は使ってません。いろいろとイマイチでした。まずポインティングスティック周りの設計がダメダメでした。たとえば右クリックと左クリックが独立しておらず、変換無変換キーと兼用になっているのが残念です。使いにくすぎます。スクロールホイールや中ボタンが無いのもダメです。

ほかにもいろいろイマイチなところはあるんですが、何よりもCherryMX軸なのがダメでした。普通に打鍵するぶんには別にいいんですが、全力のタイピングをしようとすると、やっぱり普段使っているRealforceのほうが正確に入力できるんですよね。CherryMX軸も好きではあるんですが、やっぱりメインのキーボードはRealforceがいいなと実感しました。これって製品の良し悪しじゃなくて完全におれの好みの問題なので、そういう評価をしてしまうのは申し訳ないんですが、やっぱりRealforceのほうが好きです。Realforceにポインティングスティックを付けたモデルを出してほしいなと思います。アーキサイトはRealforceの代理店もやっているみたいなので、絶対に無理な話でも無いと思います。がんばってほしいです。

Kensington Orbit Fusion

これは買ったというよりはKensingtonの日本代理店にお借りした機種です。ボールの周りにあるギザギザのリングを回すことでスクロール可能という変な機構を採用しています。

独自のスクロール機構の操作感がメッチャ気持ち良いですし、ボールの大きさが本体の形状によく合っていて使いやすいです。気持ちよさを追求した良い機種だと思います。

ボールを高速回転させるとセンサーの読み取りが追いつかなくなる現象が発生するんですが、どうもそれは初期不良っぽいです。初期不良に注意すればマジで良い機種だと思います。

Orbit Fusionレビュー│楽しくて疲れないトラボ
KensingtonのOrbit Fusionワイヤレストラックボール(K72362JP)を発売日前に入手したので、おそらく日本最速のレビューを書きます。ケンジントンの日本代理店よりご提供いただきました。

エレコム以外のトラックボールが目立った1年

トラックボールって利用者が少ないのであまり新機種が出ないんですが、ここ数年はELECOMの攻めの新機種展開が目立っていました。その一方で、2020年のELECOMは割と大人しめで、代わりにKensingtonやLogicoolが満を持して新作を投入してきた印象の年でした。

特にKensintonは、Pro Fit Ergo VerticalとOrbit Fusionという超個性的なトラックボールを2台も投入してきたのが印象的でした。一方でLogicoolはERGO M575で圧倒的な技術力を見せつけてきた印象です。攻めの商品展開が強みだったエレコムは今後どうなっちゃうんでしょう。バチバチやりあって良い商品が出ると嬉しいです。2021年も目が離せないですね。

終わり。

せろりんでした。

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